■ E-2000でBetaPlayer

Sigmarion IIIでの動画再生で大変良好な結果を残したBetaPlayerだが、何しろSig3はボディサイズが大きい。
気軽にモバイルビデオを楽しむには、もう少し小さな筐体のほうが適しているかもしれない。
で、手持ちのCASSIOPEIA E-2000ではどの程度の再生能力なのか、興味が湧いてきた。
Sigmarion IIIよりも遅いCPU(StrongARM206MHz)、ATIチップ非搭載という条件で、果たしてどこまで再生できるのか?
前回と同じソースを使用し、実験開始。
ただし、今回はATI IMAGEONが使えないため、GAPIを利用してのテストとした。
BetaPlayer バージョン 0.04 ベンチマーク結果ファイルパス \CF カード\RL_HQ_640x352_1024_128.avi
平均スピード 47.34%
ビデオ フレーム数 3635
オーディオサンプル数 6675840
データサイズ 21333 KBytes再生時間 5:19.938
再生フレームレート 11.36
再生サンプルレート 20866
再生データレート 546 kbit/s元の再生時間 2:31.448
元のフレームレート 24.00
元のサンプルレート 44100
元のデータレート 1.2 Mbit/s
...当然と言えば当然だが、Sig3と比較してかなり遅い結果となった。
平均再生スピードが50%を下回っているため、快適に動画再生を楽しむと言うには程遠い。
そこで、E-2000のように非力なマシンでも再生できそうな、データサイズの小さなソースでもう一度試してみる。
BetaPlayerの公式ページに用意されている、他のサンプルで実験。
ビデオの内容は同じだが、より解像度を低くして、ビットレートを落とし、音質も低下させてあるソース。
直リン↓
この場合のベンチ結果は以下。
BetaPlayer バージョン 0.04 ベンチマーク結果ファイルパス \CF カード\RL_LQB_320x176_256_64.avi
平均スピード 99.40%
ビデオ フレーム数 3635
オーディオサンプル数 3338496
データサイズ 5988 KBytes再生時間 2:32.364
再生フレームレート 23.86
再生サンプルレート 21911
再生データレート 322 kbit/s元の再生時間 2:31.448
元のフレームレート 24.00
元のサンプルレート 22050
元のデータレート 324 kbit/s
...平均再生スピードはわずかに100%を下回っているものの、限りなく100%に近い。
これだけの再生品質なら、常用にも耐えられそうだ。
しかも、この品質のソースなら、データサイズは映画1本分(約2時間)で300MB弱。
エンドロールのカットなど、工夫すれば256MBのメディアにも収めることができる。
さらに、画質はそこそこ。QVGAの画面なら、気になる破綻も見られない。
...BetaPlayer恐るべし。
モバイルビデオライフが楽しくなりそうなソフトウェアだ。
